新しいパートナーを得て、以前の結婚生活の嫌な思い出をすぐに忘れられるかと言うとそういうわけではなく…。
「それ、かぶってませんでした?」というくらい実に速やかに、元配偶者の彼女が妊娠に至っていたことにはびっくりした。
私はひたすら愚痴を言っていただけなんだけど、それでも「A子の頭の中は元夫が占めてるんだね…」とのこと。たしかに憎しみがいっぱいではあったけれども…。
散々だった独身時代の恋愛経験のことを語り出すと、リアルに数日あっても足りないレベルなので、それはいずれまた描きたいと思うのだが…
元配偶者のKUSO言動ベスト7(順不同)
- 日頃から「お前はほんっと頼りないな。ダメだなあ」とダメ出しされて、それを私の親の前でも言われる。(自分が旦那として優秀ですよアピール?)
- 私の妊娠中やまーちゃんがまだ乳飲み子だった頃、何度か無職だった元配偶者だが、昼間特に家事を何もしていない様子なので「外ぐらい掃いてよ」とお願いしたら、「それは奥さんの仕事だろ」と言われる。(12歳歳上とはいえ、時代にそぐわない男尊女卑発言が多かった)
- 私が好きなお絵描きや語学勉強を、「今すぐ金にならないなら無駄」と止められる。
- まーちゃんの教育について話していた時、「俺は大学出てなくてもここまでなったんだから(え?無職のこと?)べつに無理に行かせなくてもいいと思う」と言われる。
- 私の女友達で、顔やスタイルが良い子ばかり家に呼びたがる。
- キャバクラとかクラブの女の子専用の携帯を持っている。
- まーちゃんのお世話を頼んでも、携帯で動画ばかり見せて自分はテレビを見たり昼寝をしてしまう。
- ……
あっ、書き出したらこれ2800項目くらいいっちゃいそうだわ!!
その場で言われたりされたりしてムカッときたものもあれば、その時には気づかなかったけど、あとから時を追うごとにじわじわ効いてきてイヤーーーな気持ちになるものもあったり。
しかしKUSOな話は子どもには隠す!
離婚当時はそんなこと思う余裕なかったけど、
なんにせよ自分が一瞬でも良いかもと思って一緒になった相手だし、
結果子どもも成したわけだし、
反省点はいろいろあるとはいえ、自分の人生の中の選択したものの一つとして受け入れなきゃならないのだ。
あと、子どもにはなんの罪もないので、特に父親と一緒に過ごした記憶がある長男まーちゃんの前では悪口を言わないようにというのは意識している。
ある時期まーちゃんには「なんで離婚したの?なんでなんで?」ってしつこく聞かれたけど、
「いやー浮気したときのはめ撮りDVDを持っててねー」とはとても言えないので、
「うーん、いろいろあってねー」と言葉を濁しつつ、
いつか本当のことを伝えるべきなのか?
いやそんなことしたら人間不信になっちゃわないか?
自分がそんなゲスいことする男の血を引いてるって考えたら自暴自棄にならないか?
とか、ぐるぐる考える。
(でも内容が内容なので、きっと言わないだろうな。なによりまーちゃんを傷つけたくない。)
元彼・元カノとは比べてナンボという発想
とはいえ、そういう経験がなかったら、きっと、イギニョと出会って恋に落ちたりもしなかったわけで。
私はまだ小さい2人の子どもがいたので、パートナー選びの際、彼の重い身体障害はネックになってしかるべきだったが、それ以上に彼の内面に惹かれた。
辛酸を舐めた半生だったからこそ他者にかけられる愛情、仕事に一所懸命で妥協しない姿勢、曲がったことを嫌う真面目さ。(あんまり書いてるとあとから『え、そうだったっけ』ってなりそうなのでもう控えるけど)
イギニョは「すぐ元夫と比較してー!」と怒るけど、元彼と今彼比べない人なんているか?
現パートナーと仲良くしながら、「あの頃はつらかったな」「あの子とはこうはならなかったな」とか過去の記憶に思いを馳せながら、今ある幸せの有り難み感じないか?
私は過去の失恋や離婚によって、自分が譲れないもの、欲しかったものがクリアになった。
私が彼を選ぶ上で(選ぶって言うと上からだし、すごく吟味したみたいに聞こえるけど、実際はあっという間に好きになっちゃったのだ)、少なからず、あまりに物質重視(容姿とかお金とか所有物)だった元配偶者への反発心と「私はこう思う、これがいいんだ!」っていうのがあったはずなのだ。
そして、だからこそ余計に染み入る今の幸せ。
前の結婚生活や過去の恋愛を思い出しながら、なん度も反省して、今の生活をより楽しい幸せなものにしていきたいよね!